スパルタタイプって名乗ってないけど、授業時間数が多く規則が厳しい実質スパルタのコースはけっこうあります。
【解説】 フィリピンにはスパルタタイプという管理制度を取り入れている英語学校や、スパルタという名前を付けたコース、カリキュラムがあります。
スパルタタイプやスパルタコースとは、朝から夜遅くまで授業がたくさんあり、平日外出禁止や母国語を使った際の罰金といった制度があるなど、要は厳しく管理して詰め込みで勉強させるタイプの学校や授業コースのことです。
勉強、特に語学の勉強というのは地味な作業の繰り返しですので、ついついマンネリになったり手を抜いたりしがちです。まして南国フィリピンに留学するわけですから、遊びの誘惑に負けて勉強の手を抜いてしまうのが心配。そういう人が強制的に勉強させられることを求めて、スパルタタイプを選ぼうとする。これはよくあることです。
ですがここで一つ注意点があります。スパルタタイプに魅力を感じる人達は、留学情報のサイトを見て「スパルタ」という単語が付いている学校やコースを選ぼうとします。実はこれは間違いです。
と言うのも、フィリピン留学の業界でスパルタの定義が決まっていて、それを満たした学校やコースだけがスパルタを名乗ることができる、といった決まりがあるわけではないのです。学校の情報を掲載するエージェントの多くも、そういった基準は設けていません。
つまり、スパルタとは学校側の自己申告だけなのです。スパルタは1日10コマ以上の授業があるのが普通なのですが、8コマのコースでも学校が「スパルタ」と名づけてしまえば、そのコースはスパルタとして情報サイトに掲載されるのです。
そして、その逆もあります。1日10コマ以上のコースでも学校がスパルタという名前を付けなければスパルタ扱いにはなりません。そして、そういったコースがじつは非常に多いのです。
グーグルなどの検索サイトが発達したことによって、情報収集が非常に便利になったことは事実です。ですがその一方で、情報収集の落とし穴というべきものも増えてきています。
スパルタという単語に飛びついて学校選び、コース選びをするのはたしかに楽ちんです。でも、楽をして得られるのは所詮はその程度のものです。安易にスパルタという単語で選別するのではなく、一つ一つの学校、コースの内容をしっかり見る必要があります。
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